獣医師の待遇(2016年)
ここでは2016年(平成28年)の賃金構造基本統計調査(全国)結果による,獣医師の月収・ボーナス・残業時間等を紹介しています.
- その他の年のデータ
獣医師の給与等の待遇
獣医師の給与等の待遇は次の通りです.
2016年 | きまって支給する現金給与額 | 年間賞与等 | 年収試算 |
男女計 | 40.56万円 | 81.97万円 | 568.69万円 |
男 | 43.47万円 | 92.43万円 | 614.07万円 |
女 | 34.21万円 | 59.08万円 | 469.6万円 |
(注1) | 「きまって支給する現金給与額」とは労働協約,就業規則等によってあらかじめ定められている支給条件,算定方法によって支給される給与でいわゆる基本給,家族手当,超過労働手当を含んでおり,所得税等を控除する前の額のことです(2016年6月分の数値). |
(注2) | 「年収試算」は「きまって支給する現金給与額×12+年間賞与等」で試算しています. |
(注3) | 「年間賞与等」は前年(2015年)中に支給された金額(1年間)です. |
獣医師の年収順位
全129職種の中で獣医師の年収順位は次の通りです.
2016年 | 年収順位 | 備考 |
男女計 | 18位 / 129職種中 | |
男 | 17位 / 129職種中 | |
女 | 22位 / 129職種中 |
獣医師の労働時間等の待遇
獣医師の労働時間等の待遇は次の通りです.
2016年 | 年齢 | 勤続年数 | 超過労働時間 |
男女計 | 35.9歳 | 7.4年 | 11時間 |
男 | 37.8歳 | 8.8年 | 12時間 |
女 | 31.8歳 | 4.4年 | 8時間 |
(注) | 「超過労働時間」とは事業所の就業規則などで定められた所定労働日における始業時刻から終業時刻までの時間以外に実際に労働した時間数及び所定休日において実際に労働した時間数のことです(1ヶ月間). |
獣医師とは
▼仕事の概要
獣医師の免許を有し,家畜,家きん,愛がん動物などの診療,動物及び畜産物の検疫などの専門的,技術的な仕事に従事する者をいう.
▼獣医師に含まれる職種
獣医師法による獣医師,家畜診療所長(獣医師),と畜検査員,犬猫病院長(獣医師),家畜検疫官
▼獣医師に含まれない職種
畜産技術者,装てい師,獣医科大学教授,食品衛生監視員,環境衛生監視官,検疫技術者
▼説明
獣医師法(昭和24年法律第186号)第3条により,獣医師国家試験に合格し,農林水産大臣の免許を受けた者で,獣医師に従事する者をいう.獣医師の免許を有する家畜診療所長,及び,動物畜産物の病原の有無について検査し,と殺処分,消毒などの取締の業務に従事する者も含まれる.
▼除外
- 研究施設において,獣医学的知識に基づいて,動物用医薬品に関する試験,研究の専門的,科学的な業務に従事する者
- 家畜の診療,動物又は,畜産物の検疫などの専門的な仕事に付随する技術的補助業務に従事する者
- 削てい,装ていの業務に従事する者
転職に関する情報
職業別の待遇(2016年)
- ランキング
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