調理士の待遇(2014年)
ここでは2014年(平成26年)の賃金構造基本統計調査(全国)結果による,調理士の月収・ボーナス・残業時間等を紹介しています.
調理士の給与等の待遇
調理士の給与等の待遇は次の通りです.
2014年 | きまって支給する現金給与額 | 年間賞与等 | 年収試算 |
男女計 | 25.13万円 | 35.49万円 | 337.05万円 |
男 | 28.05万円 | 34.08万円 | 370.68万円 |
女 | 19.98万円 | 37.99万円 | 277.75万円 |
(注1) | 「きまって支給する現金給与額」とは労働協約,就業規則等によってあらかじめ定められている支給条件,算定方法によって支給される給与でいわゆる基本給,家族手当,超過労働手当を含んでおり,所得税等を控除する前の額のことです(2014年6月分の数値). |
(注2) | 「年収試算」は「きまって支給する現金給与額×12+年間賞与等」で試算しています. |
(注3) | 「年間賞与等」は前年(2013年)中に支給された金額(1年間)です. |
調理士の労働時間等の待遇
調理士の労働時間等の待遇は次の通りです.
2014年 | 年齢 | 勤続年数 | 超過労働時間 |
男女計 | 43.2歳 | 8.8年 | 14時間 |
男 | 41.7歳 | 8.6年 | 17時間 |
女 | 45.9歳 | 9.0年 | 7時間 |
(注) | 「超過労働時間」とは事業所の就業規則などで定められた所定労働日における始業時刻から終業時刻までの時間以外に実際に労働した時間数及び所定休日において実際に労働した時間数のことです(1ヶ月間). |
調理士とは
▼仕事の概要
飲食店,料亭,旅館,ホテル等において,旅客又は従業員の食事の献立作成,食物の調理に従事する者をいいます.
▼説明
調理師法(昭和33年法律第147号)に定める調理師免許を有する者で,現実に調理師の業務に従事している者のほか,調理師の免許はないが,調理材料の下拵えをしたり,これを材料として煮物, 蒸物,ねり物の仕込み又は仕上げをしたり,焼物や揚物を作ったりする者をいいます.
▼調理士の例
調理師,料理人,板前,賄人,コック,キッチン,料理べーカー,ストーブ前,焼方,煮方
▼注意
立廻り,洗い方,釜,仲番,炊飯,バーテンダー,パントリー,栄養士は含まれません.
▼除外
次の場合は調理士から除外されます.
- 専ら,焼方,煮方の間にあって,材料の持ち廻りをして,仕込みや仕上げの手伝いをする者
- 専ら,調理場において,整理などの雑仕事に従事している者
- 専ら,食堂,厨房において,客に供するため調理された料理を保温,冷蔵,盛付けする仕事に従事している者
- 専ら,酒類の調合の仕事に従事している者
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