技術士の待遇(2014年)
ここでは2014年(平成26年)の賃金構造基本統計調査(全国)結果による,技術士の月収・ボーナス・残業時間等を紹介しています.
技術士の給与等の待遇
技術士の給与等の待遇は次の通りです.
2014年 | きまって支給する現金給与額 | 年間賞与等 | 年収試算 |
男女計 | 37.53万円 | 90.88万円 | 541.24万円 |
男 | 37.87万円 | 90.86万円 | 545.30万円 |
女 | 31.85万円 | 91.36万円 | 473.56万円 |
(注1) | 「きまって支給する現金給与額」とは労働協約,就業規則等によってあらかじめ定められている支給条件,算定方法によって支給される給与でいわゆる基本給,家族手当,超過労働手当を含んでおり,所得税等を控除する前の額のことです(2014年6月分の数値). |
(注2) | 「年収試算」は「きまって支給する現金給与額×12+年間賞与等」で試算しています. |
(注3) | 「年間賞与等」は前年(2013年)中に支給された金額(1年間)です. |
技術士の労働時間等の待遇
技術士の労働時間等の待遇は次の通りです.
2014年 | 年齢 | 勤続年数 | 超過労働時間 |
男女計 | 43.6歳 | 14.1年 | 16時間 |
男 | 43.8歳 | 14.2年 | 17時間 |
女 | 39.6歳 | 12.5年 | 12時間 |
(注) | 「超過労働時間」とは事業所の就業規則などで定められた所定労働日における始業時刻から終業時刻までの時間以外に実際に労働した時間数及び所定休日において実際に労働した時間数のことです(1ヶ月間). |
技術士とは
▼仕事の概要
科学技術に関する高度の専門的応用能力を必要とする事項についての計画,研究,設計,分析,試験,評価,又は,これらに関する指導の業務を行う者をいいます.
▼説明
技術士法(昭和58年法律第25号)に基づく技術士の資格を有し,文部科学大臣の登録を受けた者をいいます.
機械,船舶・海洋,航空・宇宙,電気電子,化学,繊維,金属,資源工学,建設,上下水道,衛生工学,農業,森林,水産,経営工学,情報工学,応用理学,生物工学,環境,原子力・放射線,総合技術監理の21の技術部門からなる.
▼技術士の例
機械技術士,船舶技術士,航空機技術士,電気技術士,化学技術士,資源工学技術士,建設技術士,経営工学技術士
▼注意
技術士補は含まれません.
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