国家公務員の各種手当(扶養手当/住居手当/通勤手当/単身赴任手当)
国家公務員に支給される各種手当のうち,ここでは生活補助給的手当(扶養手当,住居手当,通勤手当,単身赴任手当)について紹介しています.
2021年4月現在
▼参考情報
扶養手当
扶養親族のある職員に支給
配偶者:6,500円 (行(一)8級職員等の場合3,500円 ただし9級以上職員等には支給されない)
子:10,000円
子(16歳年度初めから22歳年度末)加算:5,000円×人数
父母等:6,500円 (行(一)8級職員等の場合3,500円 ただし9級以上職員等には支給されない)
※扶養手当が支給される範囲は以下の通りです(他に生計の途がなく主としてその職員の扶養を受けているもの)
- 配偶者(届出をしないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む)
- 満22歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある子
- 満22歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある孫
- 満60歳以上の父母及び祖父母
- 満22歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある弟妹
- 重度心身障害者
住居手当
借家・借間に居住する職員及び単身赴任手当受給者であって配偶者等が借家・借間に居住する職員に支給
①借家・借間居住職員(月額16,000円を超える家賃を支払っている職員):
最高28,000円
- 家賃月額が27,000円以下の場合の支給額:
家賃月額-16,000円 - 家賃月額が27,000円を超える場合の支給額:
(家賃月額-27,000円)/2+11,000円
ただし(家賃月額-27,000円)/2が17,000円を超えるときは17,000+11,000=28,000円とする
②配偶者等が借家・借間に居住する単身赴任手当受給職員:
最高14,000円(①の場合の1/2の金額)
通勤手当
通勤距離が片道2km以上である職員に支給
交通機関等の利用者:6箇月定期券等の価額により一括支給(ただし一箇月当たり55,000円が支給限度額)
自動車等の交通用具使用者:通勤距離に応じた月額(2,000円から31,600円)を毎月支給
※自動車等を使用する場合の距離別支給額は次の通り
- 片道5km未満である職員:2,000円
- 片道5km以上10km未満である職員:4,200円
- 片道10km以上15km未満である職員:7,100円
- 片道15km以上20km未満である職員:10,000円
- 片道20km以上25km未満である職員:12,900円
- 片道25km以上30km未満である職員:15,800円
- 片道30km以上35km未満である職員:18,700円
- 片道35km以上40km未満である職員:21,600円
- 片道40km以上45km未満である職員:24,400円
- 片道45km以上50km未満である職員:26,200円
- 片道50km以上55km未満である職員:28,000円
- 片道55km以上60km未満である職員:29,800円
- 片道60km以上である職員:31,600円
単身赴任手当
異動に伴って転居し,やむを得ない事情により配偶者と別居して単身で生活する職員に支給
月額30,000円に,職員住居と配偶者住居との交通距離に応じた加算額(加算額は70,000円を超えない範囲)を支給