国家公務員の給与内訳(2010年)

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このページでは国家公務員の給与の内訳を見てみます．
国家公務員は「俸給」（基本給）の他にどれくらいの「手当」をもらっているのでしょうか．

国家公務員の給与内訳

国家公務員の給与内訳は次の通りです．

※国家公務員の平均給与額についてはこちらのページも参考にしてください．

グラフから分かるように，「俸給」は給与全体の約83%であり，残りの17%は「手当」（および調整額他）です．手当のうち最も多いのは「地域手当等」で35105円（給与全体の約9%）となっています．

一般行政職員の給与内訳

国家公務員の全俸給表の適用人員のうち最も多い「行政職俸給表（一）」の場合の給与内訳は次の通りです．
?用語の解説?

・扶養手当
扶養親族のある職員に支給されます．
支給額は配偶者（13,000円），子等（各6,500円），子（16-22歳まで5,000円加算）です．

・俸給の特別調整額
管理又は監督の地位にある職員に支給されます．

・地域手当
地域の民間賃金水準を適切に反映するため，物価等も踏まえつつ，主に民間賃金の高い地域に勤務する職員に支給されます．
計算式：（俸給＋俸給の特別調整額＋専門スタッフ職調整手当＋扶養手当）の月額×支給割合　※支給割合は地域によって異なる

上のグラフの「地域手当等」には，異動保障による地域手当，広域異動手当及び研究員調整手当を含みます．

・住居手当
借家・借間に居住する職員及び単身赴任手当受給者であって配偶者等が借家・借間に居住する職員に支給されます．
支給額は借家・借間居住職の場合は最高27,000円，単身赴任手当受給職員の場合は最高13,500円です．

・その他
本府省業務調整手当，寒冷地手当，特地勤務手当等です．