国立医薬品食品衛生研究所(生物薬品部長)採用情報

2015.4.28現在

国立医薬品食品衛生研究所(生物薬品部長)採用情報

生物薬品部長(厚生労働技官・研究職)

生物薬品部においては，国立医薬品食品衛生研究所の所掌業務のうち，インスリン，成長ホルモン，およびモノクローナル抗体等のバイオテクノロジー応用医薬品，生体由来タンパク質医薬品，ならびに多糖類等の生物薬品を主な研究対象としている．これら生物薬品の品質・安全性・有効性を確保するため，試験的製造や，構造，物理的化学的性質，免疫化学的性質，生物学的性質等の品質特性解析法の開発をはじめとして，品質試験法の標準化，公定書収載試験法の確立，ならびにこれらに密接に関連した生物化学的な基礎・応用研究を行っている．今回公募する生物薬品部長は，これらの研究業務を指導・遂行し，部を統括するとともに，厚生労働省との連携のもとで，上記に関連する各種の行政関連委員会活動，必要な国際活動などを行う．

平成27年7月1日(事情により応相談)

平成27年5月29日

1. 薬学系あるいは，生命科学系の研究領域において博士号を有すること
2. バイオテクノロジー応用医薬品，生体由来タンパク質医薬品，ならびに多糖類等の生物薬品の品質と安全性確保に関する試験・研究を統括するに必要な専門的知識，経験，および意欲を有する者
3. バイオテクノロジー応用医薬品を有効成分とする医薬品の特性解析（構造解析，理化学的特性解析，生物学的特性解析等）あるいは製造・改変に関連する十分な研究経験と業績を有すること
4. 研究部員を組織・統括し，試験・研究を指導・掌握する能力と人柄を有する者
5. 国立試験研究機関における試験・研究の意義と役割に対する責務を認識し，当該分野における各種関連委員会に参画し，厚生労働行政への対応および国際的動向への対応を行う意欲と能力を有する者
6. 外国人と専門分野の打ち合わせ，討論を行うに足る英語力を有する者

1. 書類選考
2. 面接試験(20分程度のプレゼンテーションを予定)

1. 履歴書
2. 現在までの主要研究概要
3. 研究業績目録(主要な国際学会等での発表を含む)及び主要論文別刷(5報以内)
4. 現在までの競争的研究費の取得状況
5. 将来への抱負(陳述書)(A4で2枚程度)
6. 推薦状
7. 学位記(写)
8. 着任時期について希望がある場合は，その旨を記載した書類(様式自由)